
1月も末になりました。(福)悠々会理事長の豊岡志保です。
今年もよろしくお願いいたします。
晴れた日に悠々会施設に向かう途中で月山の美しい姿をみると、寒河江に住む素晴らしさを感じます。
新聞やテレビでは(今はYouTubeやXでしょうか?)さかんに2025年は変換点であると言われます。
その理由の一つは2025年に団塊の世代が後期高齢者に移行して高齢化が一層進行することにあります。
特別養護老人ホームの各施設も80歳半ばの入居者は若いと感じるほど高齢化しています。
私の個人的な感じ方なのですが、長らく高齢者の方を診察していると、80歳代前半は体力や健康度の個人差が大きいと感じます。一方90歳代後半の方はほとんど大きな病気をしたことがない方が多いです。
90歳代の方の介護を担う娘息子はすでに60歳代。以前ですと定年を迎え自適な生活に入っていますが、私も含め今は70歳~75歳になってもできれば働きたいと思っている方も多いでしょう。60、70歳台は現役世代というわけです。
ネトフリックスで向田邦子さん原作の「阿修羅のごとく」を観ましたが、劇中、「今の70歳は昔の50歳…」というセリフがありました。昭和の時代の作品にすでに、年齢と活動度がイメージと異なる認識があったのですね。
制度は現実から少し遅れてつくられますが、福祉制度は時代に合わせてアップデートしてほしいと思っています。
悠々会では寒河江市からの委託で開始したC型事業では健やかな生活を取り戻すために週1回体を動かし、学ぶプログラムを行っています。後期高齢者も元気に社会参加する時代が来ています。
C型事業について詳しくは特別養護老人ホームしらいわ事務局にお問い合わせください。